コレクションによる小企画　マルク・シャガール版画展「ダフニスとクロエ」

シャガールが描く古代ギリシアの愛の物語

20世紀を代表する巨匠の1人、マルク・シャガール(1887-1985)は、鮮やかな色を使った幻想的な絵画で親しまれ、｢色彩の魔術師｣とも呼ばれている。今回、当館コレクションから約3年ぶりに、シャガールが古代ギリシアの物語｢ダフニスとクロエ｣に挿絵として制作した、版画集42点を展示する。色彩豊かで光に溢れたギリシアの牧歌的風景と、シャガールの幻想的な世界を楽しんで。